【永久保存版】荒れたクラスを立て直す方法7選

のせT

こんにちは!のせTです!
今回は教師としてつらい状況を乗り越えて欲しい!
荒れたクラスを立て直す方法について徹底解説します!
あんな職場に行きたくない!と思っている先生は必見ですよ!

精神的な疾患で休職している先生は1年間で、約6000人もおられます。

心も体もボロボロの先生たちに「毎日笑顔で授業ができる。児童生徒の明るく元気な声が響き渡る」そんなクラスを作ってくださいださいね。

私も教師だった頃に、いわゆる荒れたクラスを担任したことがありました。

精神的にとてもつらく、学校を休みたいけれど休んだら同僚に迷惑が掛かると思い、毎日血反吐をはく思いで職場に出勤していたことがありました。

そんな地獄のような状況を変えられるのは、教師だけ、自分だけです。

私の「荒れたクラスを立て直してた実践」を参考にしていただき、教師も子どもも笑顔で学びあえるクラスを実現してください。

この記事は、いま荒れていないクラスの先生方にも参考になりますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

のせT

自己紹介です!
中学教師歴21年で退職。
21年間連続クラス担任。
進路指導主事、生徒指導主事、特別活動主任も担当
現在:「中学野球の外部指導者」&「ブロガー」

目次

授業時間の厳守

あなたは授業開始、終了の時間を守っていますか?

荒れたクラスを立て直すためには、授業時間の厳守が非常に重要です。

生徒たちに対して時間を絶対に守りる姿勢を示すことで、クラス全体の規範意識が改善され、教師と生徒の信頼関係を築くことができます。

教師は授業の延長を絶対にしてはいけません

開始時間と終了時間の厳守

私が担当した荒れたクラスでは、授業開始前に多くの生徒が教室や廊下に集まっておしゃべりをしていることがありました。

授業開始が遅れると、真面目に準備している生徒たちのやる気が低下し、教師への不信感につながります。

そこで、私は開始時間を絶対に守るようにしました。

毎日最初のチャイムが鳴った瞬間に、私は教室に入り、授業を開始しました。

準備ができていない生徒は損をするような、楽しい授業の導入を常に考えました

最初は生徒たちも時間通りには教室にもどってきませんでしたが、徐々に慣れてきて、時間内に教室に集まるようになりました。

この取り組みで、授業の始まりがスムーズになり、生徒の集中力が向上したことで、授業の質も向上しました。

結論として、授業時間の厳守は荒れたクラスを立て直すために必要な重要なステップです。

開始時間と終了時間の厳守により、生徒たちの集中力が高まり、授業の進行がスムーズになります。

また、授業の導入でぐっと集中できる面白い課題を提示することで、授業の質を向上させ、全ての生徒がすっと授業に入れる環境を整えることができます。

これらの実践によって、生徒たちのモチベーションが高まり、クラス全体の雰囲気が改善されていきました。

授業の導入で生徒の心をつかむ面白い課題はこちらの書籍を参考にしてください!

知的で楽しい授業

知的で楽しい授業は、生徒たちの学習意欲を高め、主体的な学びを促すために教師にとって重要な資ものです。

ある数学の先生は授業を知的で楽しいものにするために、日々、教材研究や課題や授業展開の工夫をされていました。

まず、授業の内容を分かりやすく説明することに注力しました。

数学の公式や概念は難解に感じられることが多いため、先生は具体的な例を挙げて生徒たちに分かりやすく解説しました。

また、日常生活や実生活での数学の応用例を取り上げることで、生徒たちが数学を身近に感じることができるようにしました。

次に、知的な刺激を与えるために問題解決型のアクティビティを取り入れました。いわゆるアクティブラーニングです。

授業内でグループで問題を解決したり、クラス全体でディスカッションを行ったりすることで、生徒たちの思考力や創造性を養いました。

また、競技要素のあるゲームを取り入れることで、学ぶことが楽しくなりました。

さらに、生徒たちの興味関心に合わせた学習素材を取り入れました。

例えば、興味を持っている生徒には深めるための補足情報を提供し、逆に苦手意識を持っている生徒には基礎から丁寧にサポートを行いました。

生徒一人ひとりに対するカスタマイズされたアプローチによって、学習意欲が向上しました。

このような取り組みによって、「知的で楽しい授業」が実現しました。

生徒たちは数学の難しさを克服するだけでなく、学ぶことに対する喜びを見出すようになりました。

授業内での活発なディスカッションやアクティビティにより、生徒たちの自己表現やコミュニケーション能力も向上しました。

これらの経験が、生徒たちの学びに対する積極的な姿勢を促し、知識の定着と成長に繋がりました。

「知的で楽しい授業」は、生徒たちの学びにとって非常に有益な要素であり、教師が工夫を凝らすことで、授業の質と生徒の学習体験を大きく向上させることができます。

荒れたクラスが落ち着いていく絶対条件ですね。

こちらの書籍をぜひご覧ください!

褒める指導

苦手な生徒こそ褒めて伸ばす!

褒める指導は、子どもたちの成長や自己肯定感を高める上で非常に重要です。

ポジティブなフィードバックや認知の提供は、彼らの学習意欲を高め、学習環境をより良いものにします。

褒める指導によって、生徒たちは自信を持ち、自ら学ぶ意欲が増し、積極的に学習に取り組むようになります。例えば、私が担当したクラスの例です。

ある生徒が数学の問題に取り組んでいましたが、苦手意識があるようで初めは自信なく問題に取り組んでいました。

彼の解答は間違っていることが多く、次第に挫折していく様子が見受けられました。

そこで、私は彼が試みたアプローチに対して適切な指導とともに、彼が正解に近づいた点を褒めました。

君のやり方は、実は天才数学者と同じ解き方だよ!

彼の努力に対して最大限の褒め言葉を送ることで、彼が笑顔になりました

その結果、少しずつ成績が向上し、最終的には問題を解決できるようになりました。

彼は自らの成長を実感し、学習への自信をつけることができました。生徒との信頼関係を築くのも「褒める」ことから

褒める指導は生徒との信頼関係を築くのにも、とても効果的です。

大人でも子どもでも、褒められたらうれしいものです!

生徒たちが自分の意見や考えを自由に表現できる環境を提供し、彼らの努力や進歩を称賛することで、クラス全体のコミュニケーションがスムーズになります。

生徒たちは、認められることで教師や学校に対する愛着や仲間意識を感じ、自己肯定感を高めることができるのです。

結論として、褒める指導は学生たちの成長を促し、学習環境を向上させるために不可欠な要素です。

ポジティブなフィードバックと認知の提供によって、生徒たちが自信を持ち、積極的に学ぶ姿勢を養うことができます。

褒める指導によって築かれる信頼関係は、教育の質を向上させるとともに、生徒たちの心の成長を支える大きな力となります。

ぜひ、若い先生こそ現代風の褒め言葉で、思いっきりほめてあげてください!


その考え方は天才!

感情的に叱らない指導

授業でもクラス内でも、荒れたクラスでは「大声を出して怒らない」

感情的に叱ることは、生徒たちに対してネガティブな影響を及ぼす可能性があります。


荒れたクラスの中で感情的な叱責が行われると、生徒たちの自尊心や自己肯定感が低下し、学習意欲を失うことがあります。

また、信頼関係が崩れ、教師の指導が通らなくなることもあります。

こんな例がありました。

ある日、生徒のBくんが授業中に騒いでいました。

いつも通りに「何してるんやーー!!」感情的に叱ることが多かった教師が、今回は違う方法を試してみることにしました。

まず、授業を一時中断し、田中くんと個別に話す時間を設けました。

感情的にならず冷静に、彼の行動の原因を尋ねると、彼が家庭の事情で心が落ち着かなかったことが分かりました。

それが学校生活にも影響を及ぼしていたのです。
教師は感情的に叱る代わりに、田中くんに対して理解を示し、共感しました。

そして、彼が学びやすい環境を整えるために、授業の内容やペースを彼に合わせて微調整しました。

また、心のケアが必要だと考え、学校カウンセラーへの紹介も行いました。その結果、田中くんは教師の理解に応え、自己コントロールを持って授業に参加するようになりました。

感情的な叱責ではなく、理解とサポートを受けたことで、彼は自信を取り戻し、以前のような悪ふざけなくなりました。

さらに、クラス全体の雰囲気も改善され、生徒たちがお互いを尊重する姿勢が広がりました。

感情的に叱らない指導の重要性は、生徒の気持ちと学習環境に良い影響を及ぼすということが分かります。

生徒たちに対して冷静で理解のあるアプローチを取ることで、彼らが自分自身を受け入れ、学びに積極的に取り組むようになるのです。

教師の温かいサポートと理解が、生徒たちの成長とクラス全体の和を促進します。

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特別支援教育

荒れたクラスでは、学習障害や発達障害を抱える生徒がいじめの対象になりやすいです。

その現状を打破できるのは、教師だけです。

初版で3刷とめちゃくちゃ売れている書籍です!

以前、私が担当した生徒にA君という、学習障害があり授業内容を理解するのに苦労し、自信を失っている生徒がいました。

クラスメイトからはよく意図せずに冷たい言葉を浴びせられ、時にはいじめにも遭ってしまっていました。

特別支援教育の理解を生徒にさせるため、私はある日、A君がいないときにクラスでこのような話をしました。

「みんなちがって、みんないい」「誰一人として、同じ人間はいない。お互いの違いを認めることこそ、お互いの成長につながっていくのだ」

Aくんの日常生活における学習の困難さや、友達との交流で感じる苦しさについて話しました。

例えば、彼は数字の計算が苦手で、自分の持ち味である絵を描くことで他の生徒とのコミュニケーションを図っていることをクラスメイトに伝えました。

1時間の授業で話をすることで、その重要さをみんな理解してくれているようでした。

その後、特別支援教育の一環として、Aくんの個別サポートを強化しました。

個別に時間を割いて、苦手な科目を克服するための補修学習を休み時間にしたり。

また、絵画が得意な彼に学校祭のアート部門のアシスタントを依頼し、クラスの中で彼の才能を発揮できる場を提供したりしました。

すると、クラスメイトも彼の見事な芸術作品に歓声をあげ褒めてくれました。

彼は自信を取り戻し、クラスで活躍するようになりいじめもなくなりました。

クラスが一つになった瞬間でした!

特別支援教育の理解を通じて、Aくんは成長し、自己肯定感を取り戻しました。

クラスメイトたちも彼を理解し、尊重する姿勢が芽生え、クラス全体の結束が強まりました。

このように、特別支援教育を取り入れることで、荒れたクラスを立て直すことができるのです。

学年合同学活

学年合同学活は、簡単に言うと「お楽しみ会」です。
これは生徒たちにとって様々な利点があります。

利点その1

まず1つ目の効果は、交流とコミュニケーション能力の向上です。
例えば、私が働いていた学校では、年に一度のスポーツフェスティバルを学年合同で行っていました。

このスポーツフェスティバルでは、中学1年生から3年生までの全ての生徒が参加し、チームを組んで競技に挑戦します。
異なる学年の生徒たちが協力し合う機会が増えることで、クラス内での垣根が取り払われ、生徒たちがお互いを理解し合うことができました。
特に先輩と後輩が協力する場面では、リーダーシップや協調性が育まれるとともに、後輩たちが先輩から学ぶことができる良い機会となりました。

利点その2

2つ目の効果は、多様な才能の発掘と育成です。
学年合同学活では、様々な分野の活動や競技が行われるため、生徒たちの得意分野を発見し、それを伸ばす機会が増えます。
例えば、文化系のイベントでは、演劇や音楽、美術などに興味を持つ生徒たちが表現の場を持ち、自己成長につなげました。
また、スポーツ競技では、普段得意でなかった生徒が新しい才能を発揮することがあり、自信をつけるきっかけとなりました。

利点その3

3つ目の効果は、校内の一体感や学校への愛着が深まることです。
学年合同学活は、全校生徒が一堂に会する大きなイベントであり、校内の結束を強化します。
特に、学年合同での校歌斉唱や応援活動は、学校への誇りを高め、生徒たちの学校への愛着を育てる要素となりました。

以上のように、学年合同学活は生徒たちに多くの良い影響をもたらします。
交流やコミュニケーションを通じて、生徒たちの社会性やコミュニケーション能力が向上します。
また、多様な才能を発掘し、それを伸ばす機会を提供することで、生徒たちの自己成長を促進します。
さらに、校内の一体感を高めることで、学校全体の雰囲気が良くなり、学校への愛着を強化することができます。
学年合同学活は、学校教育において重要な要素であり、生徒たちの成長と学校コミュニティの発展に貢献することが期待されます。

帰りの会の廃止

自分のクラスだけ帰りの会を廃止することは、とても難しいかもしれませんが、荒れたクラスでは、かなり良い効果がありました。


私が勤務していた学校では、どの学校でもあるように帰りの会が行われていました。


荒れたクラスでは帰りの会の最中でも、おしゃべりをしているだけ、寝ている、部活の着替えを始めるなど消極的な生徒がとても多かったです。


特に中学生の中には、放課後にすぐに部活に行きたい、家に帰りたいという気持ちが強い生徒が多く、帰りの会が義務的な意味のないものとなっていました。

そこで、帰りの会を廃止して、あいさつだけしたら、部活に行ったり下校したりすることにしました。


教師も生徒も、帰りの会のストレスから解放され、一日の終わりがスムーズにノーストレスで終えられ、明日への活力になります。

まとめ

荒れたクラスを立て直すにはこの7つを実戦してみてはどうでしょうか?
何もしなければ、改善されません。少しでも、頑張っていけば必ず好転しますよ!

・授業時間の厳守
・知的で楽しい授業
・褒める指導
・感情的に叱らない
・特別支援教育
・学年合同学活
・帰りの会の廃止

荒れたクラスを立て直すことができるのは教師しかいません。生徒には無理な命題です。

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